昨夜、刈谷の姉から電話。
「何か、あった?!」
と矢継ぎ早に私。
母が寝たきりなので、姉からの電話はいつもドキッ!とする。
「お母さんじゃなくて、お父さんが、入院しちゃった」と。
!!!
10年くらい前、私がまだナースをしていた頃も、そんなことがあり、仕事どころではなく、、、。
夜勤明けに、少しだけ仮眠をとって、刈谷まで東名をとばして帰ったことがあった。
今回も、入院の原因は、その時と同じ症状。。。
まだ検査がちゃんとできないので、はっきりと断定はできないが、その時と同じ病巣の可能性が高い。
ただ、前と違い、かなり歳をとっていることと、他の病気も併発しているので、心配はつのる。
今日は、木曜日。
出張講座もなく、ふだんは、住宅パネルの製作日に充てているので、フリーに動ける。
娘を朝、細江町のフリースクールに送っていったあと、三ケ日インターから雨の高速にのった。
トラックの水煙でホワイトアウト状態。 怖っ!
あまりスピードは出さずに、無事刈谷まで到着~~~。。。
片道90キロ、約2時間。
刈谷の総合病院の父の病室で、姉と待ち合わせることに。
病院に着くと、12階建の新病棟が建っていて、昔の面影が全然ない。
受付で聞き、やっと病棟へとうちゃく~。
私・「あの、〇〇の家族の者ですが、病室はどちらですか?」
若い看護師さん・「あ、ご家族の方ですね。こちらです。
奥さんですか?」
私・
ち、ちがいます、、、。
私・「
奥さんは寝たきりなので、ここには来ません」
と、動揺のあまり わけのわからないことをしゃべってしまった私。。。(実際、母は、寝たきりなので・・・)
これでは、まるで愛人ではないか。。。
そうだ、“奥さんは”ではなく、“母は” と言えばよかったのだ。。。
時すでに遅し。。。
「娘です」と訂正する間もなく、父の病室に案内された。
まずは、元気そうな父の姿を見て、一安心。ホッ。
そして、廊下のナースとのやり取りを話すと、姉も父も大爆笑!
ま、笑う元気があれば、よし!
それにしても、父の“奥さん”に間違われるなんて、、、、私も歳をとったものだワ。
まだ、絶飲食で、止血剤入りの点滴。
ふらふらしているけれど、自分で病室内はゆっくり歩けた。
一応、護送になっている。
安静にしないとね。
特別室なので、すべて揃っている。
広いソファーも、液晶テレビも、お風呂も、トイレも、冷蔵庫も、、、もちろん外線電話も。
いいなぁ・・・別荘だ!
そんな父と何年ぶりかのツーショット。
御歳73歳。ピース
ができるほど元気。
父が入院している病院から車で5分のところに、母も今日はデイサービスに来ているらしい。
姉と一緒に、せっかくなので、母の通うデイサービスにも顔を出し、ご対面。
母は、左の脳半分が脳梗塞と脳出血でダメになっているので、感情失禁がひどい。
もちろん車椅子で、右半身全麻痺と失語症がある。
私の顔を認識するなり、
おいおいと泣く。。。
毎度のことなので、私は慣れているが、他人から見たら、
『久しぶりの感動の親子対面』と映るかもしれない。。。
でも、毎度のことなのだ。。。
動物的で、こんな姿の母にも私は笑ってしまう。
ナースや介護・医療職に携わっている方なら、“この感覚”、、わかってもらえると思う。
母がデイサービスから自宅に帰ってくるのを待つと、私の帰り時間が渋滞してしまうので、
ふたたび、姉と病院に戻り、
父と姉に別れを告げて、暗くなる前に浜松へ帰ってきました。
しばらく、バタバタの忙しさが続くから、今日行けて、ヨカッタ
顔見ると、やっぱり一番安心。
また時間ができたら、行こうっ!と。
姪6歳・「じーちゃん、入院しちゃったんだぁ。じゃあ、もう帰ってこないね・・・」
6歳の姪、ブラックが過ぎる。。。