私もかつて、ホスピスという医療現場でナースとして働いていた時期が5年ほどありました。
当時、年間140名の方がお亡くなりになる病棟でした。
どれだけの方の最期の瞬間に立会い、ご家族とかかわり、湯灌や死化粧をしたことでしょう。。。。
その時、私が患者さんと関わる中で、わかったことは
たくさんの方が
自分のなくなる時期をわかっている、ということでした。
そして、当時、そのことをアメリカの在宅ホスピスナースがまとめた
「Final Gifts」という一冊の本がありました。
わたしは、むさぼるようにして一気に読みました。
それは、まるで、自分がいるホスピス病棟で起こっている出来事、そのまんまだったからです。
この考えをもっともっと医療現場にいる人たちに知ってもらいたい、
このことを医療者だけでなく、ご家族が知っていたら、患者さんもご家族も、もっと安らかに死を迎えられる、と思いました。
愛する人が亡くなったあとも、その後の「悲嘆のプロセス」「グリーフワーク(喪の作業・仕事)」を考えた時、慰めが得られるに違いないと思いました。
そんな強い思いから、看護研究にまとめました。
これは
当時の看護雑誌に掲載されたものです。もう14年も前のことですが・・・。
人は死ぬ時を選んで最期を迎えます。
映画の中の「雪絵ちゃん」と同じです。
不慮の事故でなくなる方は別として、死へのプロセスに時間があり、行きつ戻りつしてやがて死を迎えるとき、
私達は、自分で「死ぬ時」を選んでいくのです。
果たして、今、この考えが浸透しているかといえば、今もって、そうした考えはまだまだ一部の人にしか知られていません。
(この文献ペーパーを読みたい方はコピーをさしあげますので、ご連絡下さい。)
かっこちゃんが、ナスカの地上絵の謎を理解できるように、
その現場にいる人たちは、人間が本来持っている特殊な能力に気づく人もいます。
かっこちゃんもそのひとり。
自分と同じ人間を見つけたような気がして、嬉しい映画でした。
もっともっと「本当のこと」を知ってもらいたい!という想いがより一層強くなった映画でした。
普段の日常の中からは決して見えない「本当に大切なこと」。
それを、もっともっとみんなに知ってもらいたい
感じてもらいたい
Rosy☆魔女Fさん、この映画を企画してくださって、ありがとうござまいした。
そして、お疲れ様でした♪
みんなのところにも、しあわせの種は確実に芽生えていくと思います☆☆☆
もっともっと、「しあわせの種」をふやしましょうね!