お風呂に行く前に、ロビーのソファーに腰掛けて聴かせていただいた。
一曲目は唱歌「ふるさと」をゴスペル風にアレンジをされた歌声が響き渡る。。。
一曲目からやられてしまった・・・・。
7年前の秋、病床の母と歌った歌。
脳梗塞と梗塞性出血による失語症で言葉が出ないにもかかわらず、「ふるさと」だけは、不思議と言葉がでた。
一緒に病室で何度も何度も歌った歌だ。
そして
「ひまわり」という曲。
歌詞がダイレクトに響いてくる。鳥の子の睦巳さんにも聴かせてあげたかったなぁ。。。
♪~かなしいときには泣けばいい、うれしい時には歌をうたおう・・・ そんな内容のうた。
この歌は、元気もでるけど涙もでる。。。
そして数曲がつづき、40分ほどでコンサートは終了した。
とてもいいコンサートだった。
昨日、ホスピス時代のYさんが来てくれていたせいか、ホスピスのチャペルで、この歌声を患者さんやご家族に聴かせてあげられたらいいのになぁ・・・、と思ってしまった。
現に、病院や福祉施設でコンサートをひらいているらしい。
ホスピスにもすでに行かれているかもしれない。
コンサートが終わってから、何気なくお話を伺ってみると、、、、
なんと、メンバーの理事の方は5年前に、そしてもうお1人は千原先生がいる時代にホスピスでご家族を看取られたご遺族の方だった。
その時、お世話になった御礼に、とコンサートを開きたいと思い、一度は問い合わせをしたものの、現在に至っているのだと・・・・。
どうしたら、ホスピスでコンサートをできるでしょうか?と逆に問われる。
そして、「ホスピスで働いている看護師さんやヘルパーさんにも私達の歌声を聴いてもらいたいんです。ホッとできる時間をもってもらいたいんです」と。
病棟のスタッフを気遣ってくださる、、、ホスピスで過ごされた方ならではの、涙が出るほど有難い想いでした。
これも何かのご縁。
昼間に温泉に来ていたら、この出逢いはなかった。
今日のコンサートは偶然ではなかったのかも。。。その後のレールを繋ぎなさい、という意味だったのかな・・・。
今のホスピスコーディネーターの方と連絡をとってみよう。。。
とにかく心が洗われた「時間」をプレゼントしてもらいました。
みなさん、ありがとうございました
ダイアログクワイヤーのHP→
http://www.dialogue-net.org/home.html
もちろん、お風呂もヨカッタにぃ~~~