ホスピスの礼拝堂にて♪
お疲れモードにて、遅れ遅れのブログです。
先日、11日の金曜日、
聖隷三方原病院のホスピス病棟で、GENKIコンサートがありました。
度々、ご紹介している
「浜松ダイアログ・クワイヤー」 の皆さんによる、ゴスペルコンサート。
「目の前のひとりを励ましたい!」をコンセプトに活動をされています。
私も仕事の合間を見て、3時間だけ工房を抜け出して、お手伝いに行ってきました。
今回も素晴らしい歌声。。。。
患者さんもこの日は、ベッドのまま、車いすで、数名、チャペルまで聴きにいらっしゃいました。
スタッフも、こんな感じにケアワゴンを引いて、聴きに来ていました♪
「Because……」、「ひまわり」の歌詞に、心動かされ、コンサート中は、必死に泣くのを見られまいとしていた患者さん。。。
そして、コンサートが終わって、クワイヤーの皆さんが退場すると、顔を両手でおおって、一気に泣きだしてしまいました。
コンサート直前、砂のうを持ち上げて、理学療法士の方と一緒に明るくリハビリをしていた姿に、チャチャを入れながら、見ていた私は、その患者さんが、毎日をどんな想いで過ごされているのかと思うと、胸が締め付けられるような思いでした。
そして、もうお一人、ベッドの患者さんをお部屋まで、移動をするとき、その方はおっしゃいました。
「あ・り・が・と・う・ご・ざ・い・ま・し・た」、とかすれた声で、やっと。。。
ゆっくりと胸の上で両手を合わせて。
ちゃんと、聞き取れましたよ。(^^)
やっぱり、上記の2曲は患者さんの心にストレートに届くようです。
ふだん感情を抑制してしまっている人には「必要な歌」なのではないかなぁ・・・と感じました。
メンバーの皆さんは、またお仕事に戻っていかれた方、体調がすこぶる悪いにもかかわらず、いつもと変わらない元気さで、この日のために歌ってくださった方もいらっしゃいました。
本当に、心からの感謝です。
ありがとうございました。
患者さんが生きる時間に、この日の「30分」がありました。。。
もちろん、私たちが生きる時間にも・・・。
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